「国家の根幹を崩しかねない」フリースクール巡る発言…東近江市長 謝罪も撤回せず(2023年10月26日)

 フリースクールについて「国家の根幹を崩しかねない」などと発言した、滋賀県東近江市の小椋正清市長が25日、会見を開いた。「配慮の足りない言葉で謝罪したい」と述べたが、発言は撤回しなかった。

■「不登校の大半は親の責任」とも発言

 小椋市長:「フリースクールへ行かざるを得ない保護者の皆さん、そしてフリースクールを運営している皆さん、そういう方にとっては私の配慮の足りないワンフレーズで伝わってしまったことに対して、非常に傷つけることになった。これは深く反省して謝罪いたしたい」

 25日、東近江市の小椋市長が謝罪する原因となったのが、17日の県首長会議での発言だ。

 小椋市長:「僕はね、文科省がフリースクールの存在を認めてしまったことに、がくぜんとしているんですよ。国家のね、根幹を崩してしまうことになりかねないぐらいの、私、危機感を持っているんです」

 また、「不登校の大半は親の責任」とも発言し、批判が集まっていた。

■会見で発言撤回せず…再び持論を展開

 25日の会見で、小椋市長はフリースクールを巡る制度設計が不十分であることへの批判だったと釈明した。

 一方で発言を撤回するかと問われると、次のように答えた。

 小椋市長:「撤回して何の効果があるんですか。私は信念を持って発言しているわけですから、そこのところは分かっていただきたい」「(Q.『不登校の大半は親の責任』という言葉について不適切と思うか思わないか、2択で)二者択一じゃないって言ってるでしょ。私がここで頑張って『もういいや』と『もう不適切でした』と言えば、皆さん納得するんですか」

 再び持論を展開したのだ。

 小椋市長:「義務教育がフリースクールに逃げていいかというのは、大変、国家にとっての問題なんですよ。そういうふうに捉えなきゃいけないと思う」

■スクールの生徒「不登校は親の責任ではない」

 都内のフリースクール。マンションの一室に、不登校の生徒2人の姿があった。学校での人間関係をきっかけに、不登校になった生徒はこう話す。

 スクールの生徒:「不登校は親の責任ではない。せっかく(スクールに)行ける環境をなくしてしまったら、子どもたちはどう生きればいいのかというのが僕の思っていることです」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年10月26日放送分より)
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