ロシア北西部レニングラード州の港で大規模な爆発がありました。ウクライナの無人機による攻撃とみられ、無人機の長距離化がロシアの防空システムに与える影響が指摘されています。
レニングラード州知事は21日、サンクトペテルブルクの西約130キロに位置するウスチルガ港にある天然ガス大手「ノバテク」社のターミナルで火災が発生したと明らかにしました。
死傷者はいないとしています。
ロシアの独立系メディアによりますと、ガスを貯蔵している17のタンクのうち2つが燃えているということです。
知事は火災の原因を明らかにしていませんが、独立系メディアは近隣住民が無人機の飛行音を聞いたと報じています。
レニングラード州への無人機による攻撃は18日に初めて確認されていましたが、ウクライナ国境から約900キロと遠く離れていて、ウクライナの無人機が飛行の長距離化に成功しているとみられます。
ロシアメディアは、ウクライナがこうした長距離無人機の大量生産に成功した場合、ロシアの防空システムに深刻な課題をもたらすと指摘しています。
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