生命保険最大手の日本生命が介護最大手のニチイ学館を傘下とするニチイホールディングスを買収することが分かりました。
関係者によりますと、買収予定額は約2100億円で、買収後、日本生命の株式の持ち分は99.6％になります。28日に既存の株主と合意したということです。
日本生命は今後、金融庁から認可を得てニチイホールディングスを正式に買収、子会社化します。
ニチイ学館は介護事業以外にも医療関連事業や保育事業などを幅広く全国展開していて、2022年度の売上高は2689億円に上ります。
日本生命は1999年からニチイホールディングスと業務提携していて、少子高齢化が進むなか買収によって介護事業や保育事業など保険ではカバーできない分野への対応をより充実させたい考えです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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