イスラム組織「ハマス」が戦闘休止3日目で新たに人質17人を解放したと発表しました。また、戦闘休止の期間を延長させる動きが活発化しています。
ハマスは26日、SNSでイスラエル人13人、タイ人3人に加えてロシア国籍を持つ1人の合わせて17人の人質を新たに解放したと発表しました。
ハマスはこれに先立ち、情勢を巡るプーチン大統領の姿勢に感謝し、ロシア国籍の人質を解放すると表明していました。
一方、イスラエル側はパレスチナ人の受刑者19人を釈放したということです。
また、中東メディアは仲介に当たるカタールなどが人質40人を追加で解放するのと引き換えに、戦闘休止期間を更に4日間延長すべく交渉していると伝えました。
ロイター通信によりますと、先ほど、ハマスが「延長を求めている」という声明を出しました。
延長にはイスラエル側も前向きだという情報もあり、交渉が続いているとみられます。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は26日、ハマスとの戦闘開始以降、初めてガザ地区を電撃訪問しました。
ネタニヤフ首相は「我々はこの戦いで3つの目標を掲げている。ハマスの殲滅(せんめつ)と人質全員の解放、そして、ガザが再びイスラエルの脅威にならないようにすることだ」と強調しました。
また、「我々は最後まで、勝利するまで戦い続ける。我々を止めるものは何もない」とも述べ、兵士を激励しました。
イスラエル首相府によりますと、ネタニヤフ首相はハマスが構築したガザ地区の地下トンネルも視察しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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