世界の海上保安機関の代表者らが集う会合が1日、閉幕しました。災害など国境を超える様々な事案への対応に向け、各国の協力体制の構築などについて話し合われました。
海上保安庁 石井昌平長官:「各国各機関の協力を得ながら検討してきた取り組みが参加者の支持を得て結実に至っており、大きな成果があったものと考えております」
「世界海上保安機関長官級会合」には、世界の96の海上保安機関などの代表者らが出席しました。
会合では気候変動に伴う災害や組織犯罪、移民対策など国境を越える事案への協力体制の構築に向けた話し合いが行われました。
また、人材育成のためオンラインプログラムを構築して共有することや、無人運航機など先端技術の実験状況についても紹介されました。
石井長官は「会合を一層、機能的で持続可能にするための基盤が整った。今後も対話の場を持ち続けることが重要だ」と総括したうえで、海上保安能力の向上には各国との連携が不可欠だと強調しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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