シカに襲われた?男性職員死亡 “全身に傷”研究施設内で何が(2023年10月25日)

 動物の被害は島根でも起きています。シカです。島根県で研究施設の男性職員が死亡。シカに襲われたとみられています。

 島根県地域振興部 中山間地域研究センター 福井修二部長:「(Q.ここにいるシカは1頭だけ?)ここには現在1頭しか飼育していない。農林作物に色々な野生鳥獣が被害を与えるが、その効果的な防除の研究のために飼育」「(Q.角がかなりとがっているが?)あれは自然。元からあれくらいの鋭さ」

 島根県中山間地域研究センター 企画情報部 細木さん:「(シカが)襲ったかどうかはドクターが調査をしている状況。完全に前後関係はまだ限定できないと言っている。今、話に出ているのは1頭しかいないので、そのシカであることは間違いない」

 場所は島根県飯南町にある島根県中山間地域研究センター。警察などによると、25日正午すぎ、職員から通報がありました。救急隊員が駆け付けると、屋外にあるシカの飼育場で職員の藤原悟さん(64)が全身に傷がある状態で倒れていました。病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 島根県中山間地域研究センター 企画情報部 細木さん:「(Q.当時の状況は?)12時15分ぐらいに、昼になっても(藤原さんが)帰ってこないということで見に行ったようです。同僚が見に行ったら柵の中で倒れていた」「(Q.藤原さんの様子は?)ズボンの方はかなり多量の出血をしていた。柵の出入り口に近い方にいたと思うが、恐らく現場を見ていた人はいないので、柵内で仰向けに倒れていた。結構、傷が上半身にもあったが下半身の方が多量に出血していた。衣服も着ていたので、どういうけがをしていたか分からなかったが出血はしている感じ。シカも落ち着いていて、興奮している感じはなかった。秋はシカの発情期で、日頃から注意するように声を掛け合っていた。角の攻撃を受けないよう距離を確保など安全対策を図っていた。まさかこんなことが…」

 札幌市の住宅では庭にシカが出没し、居座りました。北海道ではシカの目撃情報が相次いでいます。シカに襲われ、死亡するケースはあるのでしょうか。

 動物研究家 パンク町田さん:「野生のシカは人を見ると基本逃げるので、追い込むとかそういうことをしない限り襲ってこない。ところが、飼育されたシカは人に慣れているので野生のシカと違って人間に対する恐怖心がないため、襲ってくる可能性がある。子どもから飼育されているシカは人間を自分と同類視する恐れがある。そうなると人間に対してシカ同士のけんかのように挑んでくる場合がある。人間は大けがをする場合がある」
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