落雷でウズベキスタン爆発160人死傷 エルニーニョ現象で各地で豪雨や記録的干ばつ(2023年9月29日)

 ウズベキスタンで起きた大爆発。バッテリーを保管する倉庫に雷が落ちた可能性が出てきました。

■落雷でバッテリー倉庫が “消滅”

 静かな住宅街が突然…。まるで太陽のように放たれる黄色い閃光。中央アジアのウズベキスタンで発生した大爆発。1人が死亡、160人以上が負傷。当局は落雷で倉庫が爆発したと伝えています。

 ではなぜ、落雷が爆発につながったのでしょうか。衛星画像を見ると、爆発前4つ並んでいた青い倉庫は、1つはほぼ消滅。海外メディアによりますと、倉庫内には電気自動車と大量のバッテリーが保管されていたと伝えています。落雷で火災が発生。バッテリーなどに引火して大爆発を引き起こした可能性も。

■エルニーニョ現象で“死の海”に

 自然が引き起こす不可思議な現象はタイでも。エメラルドグリーンの海。見た目のその姿とは裏腹に、ここはデッドゾーンと呼ばれ、プランクトンが異常繁殖して海中は光を失い酸素不足になり、魚は住めなくなってしまっているのです。

 カセサート大学 海洋学者:「エルニーニョ現象がタイで連鎖反応を起こしている」

 南米ペルー沖の海水温が上昇するエルニーニョ現象。現地調査を続ける海洋学者はタイの沖合の海水温も上昇し、プランクトンの大量発生につながった可能性を指摘。

 さらに海水温の異常は偏西風が蛇行する要因になり、異常気象を引き起こすといわれるなか、ヨーロッパでは嵐がギリシャ中部を襲い、河川は氾濫。車は水没、濁流が町の中心部へ流れ込んでいきます。

 ギリシャでは、わずか1カ月の間に2度も豪雨が襲ったのです。

■記録的干ばつ アマゾン川流域

 一方、全く逆の現象が起きている南米ブラジル。水面を覆いつくすのは、おびただしい数の魚の死骸。アマゾン川流域にあるブラジルの都市ではエルニーニョ現象による深刻な干ばつの被害を受けています。

 地元の漁師:「乾燥すればするほど魚は死に、状況は悪くなっていきます」

 川の水位が下がる一方で水温が上がり、魚の大量死が始まっています。しかもこの魚、食べられるわけではありません。

 地元の船長:「魚は汚染されているので食べられません」

 地元の店員:「水浴びのため水が必要なのですが、水質汚染でとても難しくなっている」
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