財務省は全国の空港や港などでの今年上半期の覚醒剤の摘発件数が過去最悪のペースになっていると明らかにしました。
財務省によりますと、全国の税関が上半期に摘発した覚醒剤の件数は去年の同じ時期より2倍以上多い220件でした。
過去最悪だった2019年を上回るペースで、押収量591キログラムは末端価格でおよそ367億円に相当するということです。
また、厳罰化などで減少傾向にあった金や地金の密輸の摘発も126件と去年の21倍に急増しています。
いずれも旅客機による密輸が増えていて、財務省は「水際措置の緩和による人流の増加や金の価格高騰で利幅が大きくなっていることが背景にある」と分析しています。
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