知床沖観光船沈没 意見聴取会 事故は「人災に近い」(2023年7月27日)

ANNニュース速報

 去年4月、北海道知床沖で観光船が沈没した事故で26日、国の運輸安全委員会が意見聴取会を行い、事故は「人災に近い」と指摘しました。

 20人が死亡し、今も6人が行方不明となっている「KAZU1」の沈没事故について運輸安全委員会は、専門家や関係者から意見を聞く聴取会を開きました。

 東京大学大学院工学系研究科 中尾政之教授:「船長は多分、無知だった。組織的原因は社長で組織運営不良があった。つまり、人災に近いですね」

 専門家は、経営に関係のない人が運航の可否などを判断する遊覧船数社によるセンターの設置も提案しました。

 運輸安全委員会は近く、最終報告書を取りまとめます。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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