処理水の海洋放出めぐり 渡辺復興大臣が宮城の漁協関係者に理解求める(2023年7月20日)

ANNニュース速報

 福島第一原発の処理水の海洋放出を巡り、渡辺復興大臣は宮城県の漁協組合の幹部らと会談し、「透明性のある対応をしていく」と述べ、理解を求めました。

 渡辺復興大臣:「まずは政府一丸となって科学的根拠に基づいて、しっかり透明性のある対応をしていきたい」

 渡辺大臣は地元の漁業関係者らに対し、海洋放出計画の安全性を認めたIAEA(国際原子力機関)の報告書について説明しました。

 ただ、漁業組合の寺沢組合長は海洋放出に改めて反対する姿勢を示したうえで、すでに値段の下落など風評被害が起きているとして、国が責任を持って対策を講じるよう求めました。

 会談を終え、渡辺復興大臣は「地元の声をしっかり受け止めて被災地の復興に全力で取り組む」と強調しました。
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