“選挙と警備”どう両立?「早くガイドラインを」テロ対策の専門家語る“警備の限界”(2023年4月16日)

ANNニュース速報

テロ対策に詳しい公共政策調査会 板橋功研究センター長にお話しを聞いていきます。
Q.犯行に強い意思はあった?
(公共政策調査会 板橋功研究センター長)
〇爆発物とナイフ、凶器を2種類持っていたことからも、計画性を感じる。

Q.SPが使用した「防弾防刃カバン」、この警護はどうだった?
(公共政策調査会 板橋功研究センター長)
〇恐らく複数人が防塵・防爆の機能がある防弾カバンを持っていた。
〇離脱時はこれを持った警護員が総理を取り囲み車に乗せるのが普通

Q.警備体制はうまく機能していた?
(公共政策調査会 板橋功研究センター長)
〇今回の警備はやるべきことはやっていた。すぐに車に乗って警護対象者を退避させたことで目的は達成している

ここからはテレビ朝日 政治部 千々岩森生官邸キャップにも話を聞きます。
Q.きょう16日に行われた岸田総理の補選の演説、警備体制に変化はあった?
(テレビ朝日 政治部 千々岩森生官邸キャップ)
〇商店街の街頭演説では、金属製の柵で覆い、入り口で手荷物検査・金属探知機
〇聴衆の中にもSP、警護関係者が複数名

改めて板橋さんに聞きます
Q.“有権者に近い選挙”と“警備”、両立は難しい?
(公共政策調査会 板橋功研究センター長)
〇今回の警備に問題はなかった。それでも事件が起こったのは警備の限界。
〇総理や閣僚の選挙演説は屋内でやるべき
〇早くガイドラインを、政治と警備(公安委員会)がしっかり話し合い対応する必要がある

4月16日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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