増額する防衛費の財源確保法案が衆議院で審議入りへ 後半国会の最大の焦点に(2023年4月6日)

 防衛力の抜本的強化に向け、増額する防衛費の財源を確保するための特別措置法案が6日、衆議院で審議入りします。

 6日に審議入りする法案には増額する防衛費の財源の一部として、税金以外の収入を積み立てる「防衛力強化資金」の新設などが盛り込まれています。

 政府は防衛力の抜本的強化に向け、2027年度までの5年間で防衛費を43兆円確保することにしていて、このうちの一部を新設する資金で賄う方針です。

 合わせて岸田総理大臣は増税の方針を示していることから、野党側は「安易な防衛増税には強く反対する」と対決姿勢を強めていて、後半国会の最大の焦点となります。
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