今年の春闘で製造業などの労働組合からなる金属労協は賃上げを獲得した組合が80％を超え、過去最高水準に達したという中間集計を発表しました。
金属労協によりますと、3月末時点で企業側から回答を引き出した組合のうち、80.6％にあたる1082組合が賃上げを獲得しました。
ひと月当たりの賃上げ額の平均は5647円で、賃上げ回答を獲得した組合の割合とともに比較が可能な2014年以降、最も高い水準となりました。
組合の規模別での賃上げ額の平均は1000人以上が6900円、300人から999人が5969円、299人以下が5082円でした。
金属労協の金子晃浩議長は「まだ半分以上の組合が交渉に臨んでいるので、こうした流れが引き続き進むことを強く期待をしている」と述べました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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