イスラム圏で「ラマダン」開始 生活費の高騰が影響(2023年3月24日)

ANNニュース速報

 イスラム圏では23日、多くの国で断食月「ラマダン」が始まりました。世界的な生活費の高騰が大きな悪影響を与えています。

 23日から始まったラマダンはイスラム教徒にとって神聖な月とされていて、多くの人が日の出から日の入りまで断食をします。

 日の入り後は親族や地域の人々など大勢で食卓を囲むのが恒例になっていて、食料品や贈り物などを買い込むため、出費の多い期間になります。

 パキスタンやエジプトなど、この1年で急激なインフレの進んだ国では満足に食料を買うことができない人が急増していて、今年のラマダンに影を落としています。

 貧しい人に対して、食事など「施し」をする期間でもありますが「今回は例年の半分ぐらいにする」と話す人も多くいます。
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