全国各地で各党“第一声”衆院選 12日間の短期決戦スタート【報道ステーション】(2024年10月15日)

ANNニュース速報

第50回衆議院選挙が15日に公示され、12日間にわたる選挙戦が始まりました。さっそく、与野党9党の党首らが全国各地で第一声を上げました。

自民党総裁の石破茂総理の第一声は福島で。東日本大震災以降の国政選挙で、安倍・岸田両総理が復興を誓い、声を上げたことを踏襲した形です。

自民党 石破茂総裁
「私たちはこの選挙に深い反省のもとに、政治とカネ、パーティー収入の不記載、そういうことが二度とないように、深い反省のもとにこの選挙に臨みます。そしてこの選挙を私は『日本創生』そのための選挙だと位置付けました。もう一度新しい日本を創っていく。私たちは必ずもう一度新しい日本を創ってまいります。日本を担えるのは自民党・公明党の連立政権の他にありません」

公明党 石井啓一代表
「国内外の課題にしっかりと答えを出すことができるのは、そして政策を進めることができるのは、どの政党、どの連立なのか。これが問われている。それができるのは豊富な実績と経験のある、自公の連立政権しかないと申し上げたい。今の野党に政権を担当する能力はないと、このように申し上げたい」

立憲民主党・野田代表は、政治資金収支報告書への不記載があった対立候補の選挙区を、一日回りました。

立憲民主党 野田佳彦代表
「効率は悪いです。あんまり数はこなせません。でも裏金隠し解散ですから隠しちゃいけないんです。裏金は大きな争点であることを国民の皆様にご理解をいただき、その怒りを皆さんと共有していただくためにも、公示日の初日は裏金大物議員の選挙区を回ろうと思ったんです。裏金議員を裏で支えるそういう政治、もう裏、裏、裏、自民党政治に決別しようじゃありませんか」

日本維新の会 馬場伸幸代表
「やっぱり自分を律して身を切る改革をやって、きちっと国民の皆様方に政治への信頼を取り戻すためには、政治とカネの問題、もっとクリーンに、もっと見える化をしていかなければならない。政治家が自分の身をまず律することによって、公務員の皆さん方も協力してくれます。政治家がダラッとした活動をやっていれば、公務員の皆さん方も政治家や政治に対する意欲湧きません」

共産党 田村智子委員長
「私たちには政治を動かす力があります。日本共産党の躍進で裏金事件の幕引きを許さない。徹底的な真相解明をさせる。企業団体献金全面禁止。金まみれの政治を生んでいる政党助成金廃止へと真の政治改革、一緒に進めていこうではありませんか」

国民民主党 玉木雄一郎代表
「裏金問題に決着をつけることを訴えるとともに、減税、社会保険料の軽減、そして高いガソリン代や電気代の引き下げによって国民の、皆さんの、あなたの手取りを増やす。この経済政策を堂々と掲げて選挙戦を戦い抜いていきたいと思います」

れいわ新選組 櫛渕万里共同代表
「今回の衆議院選挙は経済音痴から日本を取り戻す戦いです。増税を繰り返してきた。使えるお金が本当に減っている国民に対し、今すぐに国民を救え。少なくとも消費税の減税、季節ごとの現金給付、社会保険料の引き下げ、この3つをしっかりと求め、国民生活を救っていく」

社民党 福島みずほ党首
「この衆議院選挙は自民党政治を終わらせる歴史的な選挙です。がんこに平和、暮らしが一番、税金は暮らしに、社民党はそれを訴えていきます」

参政党 神谷宗幣代表
「参政党が考える今回の選挙の争点は、激動の国際情勢の中で日本がこれからどう生き残っていくかです。これが今回の選挙の争点ですよ。裏金がどうこうとかアホかと思いますよ。それで日本を守る?守れるわけねぇだろ、そんなんで」

自民・公明両党が過半数を維持できるか、野党が勢力を伸ばして過半数割れに追い込むのかが、最大の焦点となる今回の選挙。投開票日は今月27日です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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