台風10号の湿った空気が本州付近に流れ込み各地に大雨をもたらしています。愛知県蒲郡市では土砂崩れが発生し、住宅にいた家族5人が巻き込まれました。救出活動が続く現場から報告です。
(福田真依記者報告)
愛知県蒲郡市たけのや町の土砂崩れがあった現場から200メートルほど離れたところにいます。
27日午後10時すぎ、「自宅にいた5人が生き埋めになった」と住宅にいた女性から消防に通報がありました。生き埋めになったのはこの家に住む家族5人で、28日午前0時半ごろに40代の女性1人が救出されました。女性は意識があるということです。
午前2時ごろから取材を続けていますが、消防隊らが木を切ったり、バケツで土砂を運ぶなどする様子がカメラを通して確認できました。
消防によりますと、28日午前にがれきの中から女性の声が聞こえたということで、声が聞こえた周辺を中心に捜索しているということです。
近所の人は、27日も住宅に住む70代の男性と話したということで、「土砂崩れがあって、携帯に電話したがつながらない。皆助かって欲しい」と話していました。
現在も救出活動が続いています。
また、岩手県では27日午後8時前、線状降水帯が発生しました。
市内を流れる中津川が氾濫危険水位を超えたため、盛岡市は一部地域に避難指示を出し、避難所を開設しました。
市の災害対策本部によりますと、冠水や土砂崩れ、住宅への浸水などの被害情報が寄せられているということです。
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