15日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が史上最高値を更新しました。節目の4万ドルが目前に迫っています。
アメリカ労働省が15日に発表した4月の消費者物価指数は、前の年の4月に比べて3.4%上昇し、事前の市場予想と同じで、伸び率は3カ月ぶりに縮小しました。
また、アメリカ商務省が発表した4月の小売売上高は前月比で横ばいとなり、市場予想の0.4%増を下回りました。
インフレへの警戒感が後退し、消費の減速感が強まったことでアメリカの利下げ時期が早まるとの期待感から、ニューヨーク株式市場では株が買われました。
ダウ平均株価は節目の4万ドルに近付く3万9908ドルで取引を終え、史上最高値を更新しました。
また、主要な指数のナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数もそろって史上最高値を更新しました。
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