旧ジャニーズ事務所のスタッフ2人が所属タレントに性加害を行っていたことが明らかになった問題について、報じたBBCの記者らが会見を開き、事務所側が警察に被害を届け出るべきだと訴えました。
英BBC モビーン・アザー記者
「被害者本人が警察に被害届を出す重さや難しさを想像してもらえば、被害者に対する補償を担う『SMILE-UP.』こそ、その重荷の一部を担う必要があると思います」
イギリスの公共放送BBCのモビーン・アザー記者らは10日の会見で、性加害を行っていたスタッフ2人についてSMILE-UP.は「徹底的な調査をする必要がある」と強調しました。
また、「警察の捜査や起訴につながるのであれば、最善策になると思う」と述べ、「SMILE-UP.」が警察に被害を届け出るべきだと訴えました。
モビーン・アザー記者らは、ジャニー喜多川氏の性加害問題を告発するドキュメンタリーの制作に携わっていて、今年2月に「SMILE-UP.」の東山紀之社長に単独インタビューを行いました。
警察への情報提供について、東山社長は「当事者の人たちが刑事告訴をしたら、僕らは全面的に協力する」と主張していました。
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