衆議院・東京15区の補欠選挙を巡り、自民党と公明党、ファーストの会の3党は、作家の乙武洋匡氏を擁立する方向で最終調整しています。
自民党を離党した柿沢前法務副大臣の議員辞職に伴う衆議院東京15区の補欠選挙を巡っては、小池百合子東京都知事の出馬の臆測がくすぶり続けていました。
しかし、小池都知事は28日、自らの出馬ではなく作家の乙武氏を擁立したいとの方針を自民党と公明党に伝えました。
両党は、小池都知事が特別顧問を務める都民ファとの相乗りを選択肢に入れていたため、乙武氏の無所属での立候補を条件に、推薦する方向で最終調整しています。
乙武氏は、先天性四肢切断の障害を抱え、「五体不満足」の著者として知られています。
東京15区の補選には、これまでに日本維新の会の金沢結衣氏、共産党の小堤東氏、参政党の吉川里奈氏、諸派の飯山陽氏、無所属の秋元司氏が立候補の意向を明らかにしています。
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