なぜ?ごみ袋から炎 瞬く間に 近隣の住民たちが慌てて消火【スーパーJチャンネル】(2024年3月13日)

ANNニュース速報

 カメラが捉えていたのは放火犯でした。

■“不審な人物” 出火の30秒前に…

 ごみ置き場でまさかの事態が起こります。ごみ袋から炎が上がり、瞬く間に燃え広がっていきます。火事に気付いたのでしょうか。男性が赤いバケツで水を掛けますが、火は消えません。別の男性は消火器を噴射。なぜ、火事は起きたのでしょうか。

 ごみ袋から炎が出る30秒前。防犯カメラは不審な人物を映していました。

 12日午前9時半過ぎ。ごみ置き場の前で足を止めた全身黒づくめの男。ごみ袋の前でしゃがみ込むと、何やら不審な動きをしています。そして30秒後、男は立ち上がりその場を去りました。

 すると、ごみ袋から白い煙が。やがて燃え上がります。

目撃した人
「最初バケツで水掛けたり(した)。すぐ消さなければということしか頭になかった」

 現場は、東京・墨田区の大きな道路に面したごみ置き場です。

 警視庁は防犯カメラの映像などから、無職・内田和雄容疑者(58)を放火の疑いで逮捕。容疑を認めています。

■「診察されずいら立った」 男の動機

 なぜ、男はごみに火を付けたのでしょうか。

 実は内田容疑者は事件の前、体調不良を訴えて救急搬送されていました。

内田容疑者
「ろくに診察もせず軽く門前払いされたことが非常に腹立たしかった。朝の早い時間にごみが置いてあって非常識だといら立って火を付けた」

 ただ、不審火はこの件だけにとどまりませんでした。

 事件の15分ほど前にも、約500メートル離れた路上で同様の火事が発生。内田容疑者は路上生活をしていて「2回放火した」「ライターを使った」などと話していて、警察が調べを進めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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