アメリカの連邦最高裁は11月の大統領選挙に向けた共和党の候補者選びでトランプ前大統領の出馬資格を認める判断を下しました。
西部コロラド州の最高裁はこれまでに、2021年1月に起きた議会乱入事件を「反乱」と認定したうえで、大統領選挙に向けた共和党候補者選びへのトランプ氏の参加を認めないとする判決を出していました。
トランプ氏側が上訴したことで最終的な判断を委ねられた連邦最高裁は4日、大統領など連邦政府の役職の資格に関して「剥奪(はくだつ)する権限は州にはない」などとして一転、トランプ氏の出馬資格を認める判断を下しました。
アメリカ トランプ前大統領
「この国にとって素晴らしい日だ。私が考えているような、団結に向けた大きな一歩であることを願っている」
トランプ氏はまた、「対立候補の望みだからといって、誰かをレースから外すことはできない」と述べたうえで、バイデン大統領に対して「司法を武器化せず、自分で戦え」などと主張しました。
5日にはコロラド州を含む15の州などで投票が集中するスーパーチューズデーを迎えますが、今回の判断はトランプ氏にとって追い風になりそうです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024
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