イギリスのウィリアム皇太子がイスラエルとイスラム組織「ハマス」の戦闘について「あまりにも多くの人が犠牲になっている」として、一刻も早い戦闘終結を呼び掛ける声明を発表しました。
20日、ウィリアム皇太子はロンドン中心部にあるイギリス赤十字社を訪問しました。
戦闘が続くガザ地区の人道支援活動に携わる職員から最新の状況について説明を受けたほか、現地とのビデオ会議に参加しました。
ウィリアム皇太子はこの訪問に合わせて声明を発表し、イスラエルとハマスの戦闘によって「あまりも多くの人が犠牲になっている。一刻も早い戦闘終結を望んでいる」として、ガザ地区への人道支援の強化と人質解放の重要性を訴えました。
イギリス市民
「ウィリアム皇太子が停戦を促すような見解を表明したのならば、それは良いことです。これは政治的意見だとは思いません。人道的な意見です」
イギリス王室は19日にも「皇太子ご夫妻は中東情勢やガザでの戦闘に深く心を痛めている」との声明を発表しています。
現地メディアは、王室メンバーがこのような問題について声明を出すことは珍しく、「自らの立場を使い、罪のない一般市民の苦しみを強調したい考え」があると伝えています。
ウィリアム皇太子は来週、ユダヤ教の礼拝所を訪問し、反ユダヤ主義への抗議活動をする若者らと懇談する予定です。
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