いわゆる「トクホ」として健康を意識する人たちの間で人気の高いロングセラー商品「ヘルシア」の事業が花王からキリンに移ります。
キリンビバレッジは1日、花王が販売している茶カテキン飲料「ヘルシア」の事業を8月1日から譲り受けると発表しました。
譲渡される商品は「ヘルシア緑茶」など5製品8品種で、取得額は明らかにしていません。
ヘルシアは2003年に茶系飲料として初めて体脂肪低減機能をうたった特定保健用食品、いわゆる「トクホ」として発売され、これまでに約31億本が販売されているロングセラー商品です。
新たに販売元となるキリンビバレッジはヘルスサイエンス領域に力を入れていて、ヘルシアが加わることでさらなる成長につながると期待しています。
また、花王は譲渡した理由について「他のメーカーとの競争が激化するなか、免疫研究をリードするキリングループのもとで再出発することが最良の選択だと判断した」としています。
キリンビバレッジは事業が譲渡された後も商品名と飲料の中身は変えない方針だということです。
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