春闘が事実上始まるなか、電機や航空など各業界の労働組合は、過去最高の積極的な賃上げを求める方針を相次いで決めています。
大手電機メーカーなどの労組からなる「電機連合」は、今年の春闘で去年の2倍近い1万3000円以上のベースアップを求める方針を決めました。
およそ4%の引き上げは比較可能な1998年以降では最も高いということです。
定期昇給の要求分7000円と合わせると賃上げ率はおよそ6%で、連合の掲げる5%以上を上回ります。
航空業界の労組からなる「航空連合」も、去年は6000円以上を要求しましたが、今年は過去最高となる1万円以上のベースアップを求めました。
定期昇給を含め、賃上げ率は5.87%となります。
コロナ禍で広がった他の産業との賃金差を縮める狙いがあるということです。
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