外国為替市場では、日銀が近く大規模な金融緩和策の修正に踏み切るという見方が広がり、一時1ドル=141円台まで円高が加速しました。
日本銀行 植田和男総裁:「賃金が持続的に、例えば来年も上がるかどうか。それから賃金がサービス価格を中心に物価に波及していくかどうか。さらにそういうことを支える前提として、相乗が強いことが確認できるかどうか。こうした辺りは点検していきたいということはお話しています」
日本銀行の植田総裁は、7日午後、岸田総理大臣と会談しました。
経済情勢や金融政策について意見交換を行ったとみられています。
この会談などを受けて市場では、日銀が早期に金融政策を修正するという観測から円が買われ、一時1ドル=141円台に急上昇しました。
141円台となるのは、8月以来およそ4カ月ぶりです。
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