岸田内閣の支持率の下落が続いていることについて、自民党の茂木幹事長は「国民の不満や不安が政治に向かっている」と述べたうえで、支持率の回復に向けて「結果を出すことが大切だ」と強調しました。
自民党 茂木幹事長:「国民の皆さんの現状への不満であったりとか、将来への不安、これが今、政治に向かっているということを重く受け止めなければいけない」
ANNの世論調査で岸田内閣の支持率は26.1%と、政権発足以降、過去最低を更新しました。
茂木幹事長はその要因について、「物価高などで生活が厳しい状況が続くなか、政務3役の辞任などが続いた」と説明しました。
そのうえで、補正予算案を速やかに成立させ、物価高や少子化などの課題について「しっかり結果を出すことが大切だ」と強調しました。
また、自民党5派閥の政治資金収支報告書の記載漏れについて、先週、新たに公表された2022年分についてそれぞれの派閥で精査し、必要があれば訂正する作業に入っていると述べました。
茂木幹事長は先週、各派閥に対して再発防止を図るよう指示しています。
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