大手総合商社「双日」の元社員が、別の商社からの転職時に営業秘密を不正に持ち出した事件で、元社員が「双日」の社員にデータの開き方を相談していたことが分かりました。
双日の元社員・眞鍋昌奨容疑者(32)は去年7月、「兼松」の自動車開発などの営業秘密を不正に持ち出した疑いが持たれています。
眞鍋容疑者は容疑を否認しています。
その後の捜査関係者への取材で、眞鍋容疑者は兼松を辞める直前に3万7000件以上のファイルをダウンロードしていましたが転職後にファイルを開けず、双日の社員に「ファイルを開けないか」などと相談したうえで、兼松の元同僚からIDなどを聞いてデータを入手していたということです。
警視庁は双日側の関与を捜査しています。
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