名古屋の入管施設で収容中だったスリランカ人女性が死亡した問題で、名古屋地検は、当時の局長らを再び、不起訴処分としました。
ウィシュマ・サンダマリさんはおととし、名古屋出入国在留管理局に収容中に死亡しました。
遺族側は当時の局長らを殺人容疑で刑事告訴しましたが、検察側は不起訴としました。
遺族側の申し立てを受けた検察審査会は、業務上過失致死罪については「不起訴不当」の議決を出しました。
名古屋地検は再捜査した結果、29日付で当時の局長ら13人全員を改めて殺人などの罪で不起訴処分とし、業務上過失致死罪についても成立しないと判断しました。
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