ロシアが一方的に併合したクリミア半島にある造船所へのウクライナ軍のミサイル攻撃に関してロシア海軍の艦船の被害を写した衛星画像が公開されました。
造船所のドックに入渠(にゅうきょ)中の潜水艦と大型揚陸艦。
船体の周りが黒く焦げ、大きく損傷しているのが分かります。
15日、イギリス国防省はクリミア半島のセバストポリにあるロシア海軍の造船所の衛星画像を公開しました。
イギリス国防省は13日のウクライナ軍のミサイル攻撃で、大型揚陸艦「ミンスク」と潜水艦「ロストフナドヌー」が被弾し、大きな損害を受けたとしています。
また、潜水艦の修復には数年の月日と数億ドルの費用がかかり、長期間使用できない可能性が高くロシア黒海艦隊を維持するうえで大きな課題となると分析しています。
また、黒海艦隊には巡航ミサイルを搭載可能な潜水艦4隻が配備されていましたが、ウクライナ攻撃に携わり、ロシアの力を誇示するうえで大きな役割を果たした1隻が失われたと指摘しています。
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