処理水の海洋放出を巡り、岸田総理大臣は先週から続いた国際会議の場で日本の水産物を輸入停止とした中国の対応について批判を繰り返しました。
岸田総理大臣:「ALPS処理水にかかる我が国の考え方を丁寧に説明してきた結果、各国における理解、着実に広がっていると認識しています」
岸田総理は中国の李強首相が同席するなか、ASEAN関連首脳会議とG20サミットの合わせて3つの国際会議で、中国の輸入停止措置は「突出した行動」だと、撤回を迫り続けました。
これに対し、李強首相は「核汚染水」という言葉を使い、日本を強く非難しました。
李強首相は9日のG20サミットでは、日本を批判しませんでした。
日本政府は中国側の変化を慎重に分析する方針です。
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