岸田総理大臣は長男で総理秘書官を務める翔太郎氏を更迭しました。「けじめをつけるため交代させることにした」としています。
岸田総理大臣：「（翔太郎秘書官の）交代の理由としては、公邸の公的なスペースにおける昨年の行動が公的立場にある政務秘書官として不適切であり、けじめをつけるため交代させることと致しました」
岸田総理は「広島サミット後の地元との調整業務が一段落したことから、このタイミングとした」と説明しました。
そのうえで「任命責任は私自身にあり、重く受け止めている」と述べました。
翔太郎氏の辞職は6月1日付で在任期間は8カ月弱、後任は翔太郎氏の前任で岸田事務所の山本高義氏です。
翔太郎氏を巡っては、去年の年末に総理公邸で親族を招いて忘年会を開き、組閣の際に新閣僚らが並ぶひな壇で記念撮影をするなどして与党内からも批判の声が上がっていました。
立憲民主党の泉代表は「度重なる公私混同で、国民に対する説明や謝罪にも欠けていた」として「辞任は当然」との考えを示しました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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