救命胴衣“開いていない状態” 保津川下り 船頭死亡(2023年3月31日)

 京都府亀岡市で「保津川下り」の船が転覆した事故で30日、川の中から見つかり死亡が確認された船頭の男性の救命胴衣が開いていない状態だったことが分かりました。

 警察によりますと、30日の捜索で現場から400メートルほど下流の水中で行方不明になっていた船頭の関雅有さん(40)を発見し、死亡を確認しました。

 この事故による死者は2人になりました。

 関さんは腰に手動式の救命胴衣を着けていましたが、発見された際には開いていなかったということです。

 保津川遊船企業組合・豊田知八代表理事:「(ライフジャケットが)もし自動式だったらという可能性は思います」「(Q.自動式だったら助かっていた可能性が?)自動式だったら開いていますから」

 関さんの父親も船頭で、2015年に操船中の転落事故で死亡したということです。
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