【広域強盗】狛江事件 実行役2人を「強盗致死」で起訴 逮捕時は「強盗殺人」容疑(2023年3月16日)

 東京・狛江市の住宅に侵入し、90歳の女性を殺害した「強盗殺人」の疑いなどで逮捕された実行役2人について、東京地検立川支部は「強盗致死」の罪などで起訴しました。

 強盗致死の罪などで起訴されたのは野村広之被告(52)と永田陸人被告(21)の2人です。

 東京地検立川支部によりますと、野村被告らは1月、狛江市の大塩衣與さんの住宅に宅配業者を装って侵入し、大塩さんの腹部をバールで殴るなどして死亡させました。

 その際に腕時計など4点、時価約59万円相当を奪ったということです。

 警視庁は先月、2人を強盗殺人の疑いなどで逮捕しましたが、その後の捜査で殺意の認定には至らず、強盗致死の罪に切り替わったとみられます。

 また、同じく実行役として逮捕された19歳の男子大学生は家庭裁判所に送致されました。

 一方、犯行に使われたレンタカーを借りて強盗殺人を幇助(ほうじょ)した疑いなどで逮捕された男性(34)は処分保留で釈放されました。
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