水害想定大規模訓練 都知事が視察「災害対応にゴールなし」(2022年6月16日)

 東京都知事が初めて視察するなか、警視庁や東京消防庁、陸上自衛隊などのおよそ650人が大雨などの災害に備えて大規模な訓練を行いました。

 小池都知事:「これから本格的な出水期を迎えます。備えを常に準備を怠らないことが何よりも大切」

 東京・江戸川区の江戸川の河川敷で16日午後、警視庁や東京消防庁、陸上自衛隊、海上保安庁、千葉県警、江戸川区などの合計650人ほどが参加し、「災害警備総合訓練」が行われました。

 過去48回行われた訓練で初めて東京都知事が視察しました。

 訓練は近年、熱海や広島、熊本、茨城など全国で甚大な被害が頻発している風水害を想定して行われました。

 上空からは警視庁航空隊のヘリコプター「おおとり8号」が上空40メートルほどでピタリと止まり、垂らしたロープを使って浸水した住宅に取り残された人の救助にあたりました。

 また、ドローンで災害現場の状況を確認したり、危険な現場で力を発揮する遠隔操作が可能な「多機能重機車」と呼ばれる重機で大木を取り除いたりしました。

 人の5000倍の嗅覚と10倍の聴覚を持つといわれる警備犬も参加し、あらゆるリソースをフル活用して様々な訓練が行われました。

 警視庁・大石吉彦警視総監:「我々はいずれ経験したことのない大変な災害に直面するということを覚悟しなければなりません。災害対応にゴールはありません。そして同時に重要なのは危機感の共有であります」
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