ロシア志願兵の年齢上限を撤廃へ 兵力不足深刻か(2022年5月26日)

 長引くウクライナ侵攻によってロシア軍の戦死者が増え続けているとされるなか、ロシアの議会では志願兵の年齢の上限を撤廃する法案が可決されました。

 ロシアでは志願兵として契約できる年齢がロシア人は18歳から40歳まで、外国人は18歳から30歳までとされています。

 そうしたなか、ロシア議会は25日、この年齢制限の上限を撤廃する法案を可決しました。

 プーチン大統領が署名し、正式に成立します。

 上限撤廃の理由について、ロシア議会は「複雑な兵器や装備を使いこなせる専門的な人材が必要であるため」だとしています。

 ウクライナでの戦闘が長期化するなか、ロシア軍の戦死者は増え続けているとされていて、上限を撤廃することで兵力不足を補う狙いがあるとみられます。

 欧米各国の情報によりますと、ロシア側の戦死者は侵攻開始以降、1万5000人に上っているということです。

 一方、議会下院ではロシア兵がウクライナ側に投降した場合、ロシア帰国後、スパイとして刑事罰に問えるようにする法案が提出されました。

 脱走や投降を防ぐためのロシア兵への警告のメッセージだとみられています。
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