「給料上がっていないのに・・・厳しい世の中」物価7年ぶりの上昇幅 実感は?(2022年5月6日)

6日に発表された東京23区の家庭で消費するモノやサービスの値動きを示す『消費者物価指数』が、約7年ぶりの上昇幅となりました。街の人たちの実感はどうなのでしょうか。

店の前で談笑中の女性4人に聞きました。
女性:「(生活に)余裕がない。だから、喫茶店も入らないで、こうやっておしゃべりを。主人は『そんな10円のことで、なんでそういう疲れ方をするの』って。『(買い物は)1カ所でいいんじゃない』って言われるけど。(夫のスキンローションを)あっちの店を見て、こっちの店を見て。こっちで見て、またこっちにと。いま見たら100円ぐらい違うかな」

今月、出産予定の女性は、こう話します。
女性(20代):「電気・ガス・水道が、うち高いので、ちょっと抑えたいなと。これから子どもが生まれたら高くなるので、どこを抑えられるか、教えてほしいみたいな感じ」

東京・銀座。30代の夫婦に聞きました。
女性:「(ゴールデンウィークは)旅行はしてない」
男性:「近場で遊びに行ったりとか、公園とか。埼玉県の森林公園に行ったり」

女子学生にも、聞きました。
大学生(10代):「化粧品買いに行ったけど、値上がりしていて、もっと早く買っておけば良かったかな
大学生(10代):「ウクライナのこととかで、ちょっとずつ(物価が)上がっているような感じはする。小麦を使っているお菓子は、結構、お菓子好きで食べるので、個数が減ってた」

東京・新橋。仕事帰りの人に聞きました。
新社会人(20代):「遊びに行って、カフェに入ってコーヒー1杯とかでもちょっと高いなと」
会社員(40代):「ゴルフの練習の回数を減らしている。物価が上がっちゃうから、週3(ゴルフの練習)を週2、週1にして節制している」
会社員(30代):「日本のサラリーマンの給料が上がっていないのに、不動産の物価だけ上がってると、なかなか買いづらくなってきて、厳しい世の中だとは思う」

街の人も物価上昇の波を感じているようですが、詳しい中身を見ていきます。エネルギー関連では、電気代は、去年の同じ月と比べて、25.8%上昇。都市ガス代は27.6%、ガソリンは14.3%上がっています。生鮮食品を除く食料は2.3%の上昇でした。一方、携帯電話の通信料は22.5%の下落です。

こうしたなか、日本ケンタッキー・フライド・チキンは6日、6月以降、『オリジナルチキン』など38の品目で値上げすると発表しました。原材料の高騰や物流コストの上昇を踏まえて、今回の決定に踏み切ったということです。

日銀は今週公表した『展望リポート』の中で、「食料品を中心に伸び率を着実に高めており、小売価格へのコスト転嫁が進みつつある」と指摘。今後については「食料品は、いったん値上げ局面に入ると、価格上昇が加速しやすいという特徴がある点に留意が必要だ」としています。
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