カボチャ畑にイノシシ襲来 ハロウィーンがピンチ!(2021年10月14日)

 突如、町に現れた「イノシシ」がかぼちゃ畑を食い荒らし、深刻な事態となっています。今月末に迫ったハロウィーンにも影響がありそうです。

 高さ35、横幅30、奥行25センチの巨大カボチャ。ハロウィーン向けに、収穫作業が行われていました。その重さは17.8キロ。

 去年はコロナの影響でハロウィーンイベントの縮小や中止が相次ぎ、こちらの農家では、装飾などで使われる巨大カボチャの減産を強いられました。

 そこで今年は、満を持して例年の倍、400個のカボチャを生産しましたが、コロナとは別のところで、思わぬ事態に・・・。

 巨大カボチャを育てる九十九里振興・鑓田泰章代表:「畑の作物がほぼ壊滅した」

 中は丸々繰り抜かれ、欠片が飛び散るなど傷だらけになった巨大カボチャ。

 巨大カボチャを育てる九十九里振興・鑓田泰章代表:「被害個数はこの畑だけで250から300くらい」

 さらに車で10分ほど離れた別の農家では。

 落花生を育てる、小川農園・薄井健吾さん:「かみ砕いて中を食べている」

 1週間前、千葉県の名産品の落花生が掘り起こされ無残な姿に。一体、これは。

 巨大カボチャを育てる九十九里振興・鑓田泰章代表:「ウロウロしていた。イノシシ1頭罠にかかった」

 千葉県山武市の一部エリアで、イノシシによる農作物被害が急増しているのです。

 このイノシシによる被害には、1つ不可解な点があります。

 巨大カボチャを育てる九十九里振興・鑓田泰章代表:「6年目で初めて、突然、やられた」

 山武市のイノシシ被害のデータを見ると、被害金額は、2016年に約80万円に下がって以降、増加傾向にはありませんでした。

 なぜ、いきなりイノシシ被害が急増したのでしょうか。

 巨大カボチャを育てる九十九里振興・鑓田泰章代表:「木が減少したあたりから、被害が増えているのかなと」

 2年前の9月、房総半島に直撃した台風15号では倒木が相次ぎ、大規模停電が発生。1週間以上、復旧が遅れる地域も出ました。

 被害を未然に防ぐため山武市では去年、12ヘクタールに及ぶ「木の伐採」が行われました。

 この伐採はすぐ近くの森林でも行われ、鑓田さんはこれがイノシシが住処を追われ、被害が急増する要因だったと考えているのです。

 「木の伐採」と「イノシシ被害」の関連について、千葉県は。

 千葉県自然保護課:「可能性がないとは言い切れませんが、正確な理由は分かりません」

 市の担当者は、有害鳥獣対策を継続して行いながら県と相談し、対策を検討していきたいとしています。
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