クリスマス商戦に異変 “値上げの秋”が冬にも影(2021年10月11日)

 汗ばむ陽気のなか、早くも「クリスマス商戦」が始まりましたが、今年はこれを「値上げ」が直撃しています。

 11日、東京都心の最高気温は、29.3度。9月上旬並みの暑さに。

 熊本では、31.5度まで上がり、17日連続の真夏日です。9月下旬以降では、観測史上最長となりました。

 季節外れの暑さが続くなか、早くも冬のクリスマス商戦が。イチゴをたっぷり使った定番のクリスマスケーキと新作のショコラケーキ、今年は、巣ごもり需要を受け、去年の1.5倍に増やして販売。

 ホテル内のビュッフェがコロナ禍で大きな打撃を受けるなか、クリスマスケーキに期待を寄せます。

 赤坂エクセルホテル東急パティシエ・黒田美樹さん:「ふわふわなスポンジと口どけの良い生クリーム。甘みと酸味がマッチしたおいしいショートケーキ」

 一方、街のケーキ屋さんでは悩みの種が・・・。

 パティスリーイソザキ・磯崎賢博さん:「チョコレートやアーモンド、乳製品全般、箱や資材もすべて(価格が)上がっているので、我々としては厳しい状況」

 ケーキには欠かせない、チョコレートやバターなどの乳製品が値上がりしたため・・・。

 パティスリーイソザキ・磯崎賢博さん:「一部は(店頭価格を)上げているが、なるべく上げないようにと思っていて、クリスマスケーキに関しては悩ましいところ」

 ケーキの原料「小麦粉」の値上がりも懸念。コロナ禍での運賃上昇なども影響し、今月から輸入小麦の政府売り渡し価格が、19%引き上げに。

 製粉協会によりますと、一般的には製粉メーカーが小麦粉の値上げに踏み切るのは年末から年明けごろだといいます。

 パティスリーイソザキ・磯崎賢博さん:「去年の据え置きでいくか、多少上げるか、今、悩んでいる」

 クリスマスの当日販売分は、価格の上乗せも検討・・・。値上げの秋は、冬の商戦にも影響を及ぼしています。
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