旭川・女子中学生死亡“いじめ疑い”母親の手記公開(2021年8月19日)

 カメラに向かってほほ笑む女の子。中学2年生でこの世を去った広瀬爽彩さんです。

 今年3月、北海道旭川市で女子中学生が死亡し、いじめがあったかどうか調査が行われている問題で、18日に遺族側の弁護団が会見を開きました。

 遺族の「被害者の声を聞いてほしい」という意向から、実名を公表し、母親の手記も公開されました。

 母親の手記:「爽彩は『お母さん、死にたい』と言い出すようになりました。『死にたい』という言葉を、少なくとも2回は聞いたと思います。元気なく話す姿は、それまでの爽彩とは全く別人のようでした」

 今年3月、雪の積もった旭川市内の公園で、遺体で見つかった爽彩さん。死因は、凍死でした。

 会見では、爽彩さんが通っていた中学校の複数の生徒から、わいせつな画像を送るよう強要され、拡散されていたことが明らかにされました。

 爽彩さんはおととし6月、川に飛び込んで自殺未遂を図り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していたということです。

 母親がいじめについて、教頭に訴えると、頭ごなしに否定されたといいます。

 母親の手記:「(教頭の発言)『10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみて下さい』。これは、教頭に言われた言葉です」

 市の教育委員会は、第3者委員会を設置し、背景にいじめがなかったか調べていて、調査結果がまとまり次第、公表する予定です。
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