“1か月で18倍超” 自宅療養者急増に現場は悲鳴(2021年8月15日)

急増する自宅療養者。
東京では今週ついに2万人を超えました。
今月に入り30代の男性を含む4人が自宅療養中に亡くなったことが明らかになっています。
自宅療養者は全国でもこの1か月で18倍以上となり、7万4000人を超えています。

1万人以上が自宅療養する神奈川県。

(報告 西村碧生)
「今、自宅療養中のコロナ患者を見るため、訪問看護師が向かっています」

訪問看護の現場では・・・

患者「座ってもいいですか?」
看護師「もちろん座ってください。ゆっくり、ゆっくり、楽な姿勢で座ってくださいね」

消耗しきった様子の50代の女性。
自宅療養を始めてから14日目。
その間、38度から39度の高熱が続いているといいます。

患者(咳き込む)
看護師「ゆっくり息を整えて」
患者(さらに咳き込む)
看護師「ゆっくり息を整えましょう」

激しく咳き込む女性の息を整えさせ、血中酸素飽和度を測ると・・・

看護師「非常に瀬戸際かなと思っていて、酸素(血中酸素飽和度)の値が、これが94~95(%)あるとちょっと安心するんですけど、90前半、ちょっと話していても88とか87なので非常に心配しております」

女性はこの日の夜、近隣の市の病院に入院しました。

自宅療養者が急増する中、この1週間ほどで、症状が重い10代、20代の患者が増えたといいます。

(ソフィアメディ官民連携室 眞榮和紘看護師)
「ハイリスク者の中に10代20代が増えてきた。ほとんど味覚症状とかちょっと頭痛とかで収まっていたのが、10代20代が感染発症して酸素(血中酸素飽和度)も下がってくるっていう方が増えている」
「我々も日々、ギリギリのところで奮闘しておりますのでこれ以上感染拡大が広がっていかないことを願っています」

こちらは、すでに限界を超えているようです。

(東京都 北区保健所 前田秀雄 所長)
「(1日)100件以上の新型コロナウイルス感染症と診断された方からの救急搬送の要請がくる。もう対応しきれないという状況になっている」

東京・北区保健所では、連日100件以上の救急搬送の要請がありますが・・・

(東京都 北区保健所 前田秀雄 所長)
「数十件いろんな病院に問い合わせたけれども入院の調整先が見つからずに夜が明けてしまうというような事態もある」

入院調整が困難を極めるなか、新規陽性者の報告も連日100件ほど上がってきます。

(東京都 北区保健所 前田秀雄 所長)
「(自宅療養者らへの)継続的な経過観察というのはほぼ全て保健所の仕事になります。毎日100名近くが10日間ほど自宅療養することになるので、毎日積み重なってきて非常に業務をひっ迫させることになっています」

来週、東京の1日あたりの感染者が1万人を超えるとの予測も・・・
新型コロナの特徴でもある病状の急変に今後どう対応すべきなのでしょうか。
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