“自宅療養”政府方針に対し・・・医療機関は懸念示す(2021年8月5日)

 新型コロナウイルスの中等症以下の患者の一部を原則、自宅療養とする政府の新たな方針に対し、医療機関は懸念を示しています。

 新型コロナで自宅療養をする患者の往診を行う英裕雄医師は、7月以降、感染の急拡大で患者の対応が6月の10倍以上に増えました。

 新宿ヒロクリニック・英裕雄院長:「中等症以上は今まで入院医療でやられていた。そのノウハウは必ずしも我々でも多くはない」

 一方、入院患者を受け入れる病院は、医療崩壊への危機感を示しています。

 埼玉医科大学総合医療センター・岡秀昭教授:「(入院していれば)早めに治療できたものが対応が遅れ重症化し、重症病床への逼迫(ひっぱく)に拍車が掛かる」

 岡教授は重症の入院患者はすでに多くなってきていると話しています。

 また、現在、軽症患者に利用している病床を重症患者用に切り替えることはそう簡単ではないと指摘しています。
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