石垣島 苦境の観光地で安全守る“独自の取り組み”(2021年7月17日)

□京都“祇園祭”の山鉾現れるも・・・観光業はまだ苦境

今週、まん延防止措置が解除された京都。今年は2年ぶりに街の中に大きな山鉾が現れました。コロナで行事が次々と中止になる中、伝統の技術を途絶えさせないため、山鉾を建てることにしたといいます。
京都の夏の風物詩が戻りつつあるようですが、観光業は厳しいままです。
京都府旅行業協同組合 森野茂 理事長
「土産店は、まん延防止の時と今とほとんど変わらずお客さんもいないので閉めてるところが多い。ホテルの方も全然予約は入っていない状況が続いています。」

□夏が書き入れ時・・・東京からのキャンセル相次ぐ軽井沢

例年であれば、ひと夏で400万人の観光客が訪れるという長野県軽井沢町。
軽井沢町のホテルや旅館では、従業員などに新型コロナワクチンの職域接種を進めていました。しかし・・・
軽井沢旅館組合 鈴木健夫 組合長
「(東京に)緊急事態宣言が出てからキャンセルが相次いで、今年の夏もどうなのかなと危惧しています。」
首都圏からのお客さんが7割を占める、夏の軽井沢。東京には緊急事態宣言、埼玉や千葉、神奈川にはまん延防止措置が実施されています。
軽井沢旅館組合 鈴木健夫 組合長
「(緊急事態宣言後の)キャンセルリストです。ご覧の通り東京のお客様が多いですね。合計で119件。」
危機感を強めたホテルでは、独自の割引サービスを打ち出したり、県民への割引サービスの活用を薦めています。

□石垣市“あんしん島旅”制度で感染防止と経済の両立を

緊急事態宣言が継続中の沖縄県。玉城知事は、来県を控えるよう呼びかけていますが、石垣市では、独自に水際対策を実施。新たな形の観光を模索しています。
石垣市観光文化課 玻座真保幸 課長
「観光を盛り上げていきたいので、来ていただくのは大歓迎なんですけど、一方で感染が拡大する懸念もあることから、感染防止と経済の両立を図るために『あんしん島旅』という制度をスタートしました。」
ワクチン2回の接種証明書または、出発前72時間以内の陰性証明を提示すれば、市内の宿泊施設や飲食店で割引などが受けられる制度です。こちらはオーシャンビューのリゾートホテル。例年、首都圏からの観光客が多いといいますが・・・
石垣島ビーチホテルサンシャイン 赤城陽子 総支配人
「7月の4連休を含め大幅にキャンセルが来ております。それでもプレミアムパスポートをご提示いただくお客様が非常に増えておりまして秋にはうまく(経済が)回っていくといいなと思っております。」

□北海道「美瑛町」青い池と花咲く丘に観光客が戻る

まん延防止等重点措置が解除された北海道。ヨーロッパの農村風景にも似た雄大な丘が広がる「美瑛町(びえいちょう)」では、観光客でにぎわっている場所が・・・
1年を通して絵の具を溶かしたような神秘的なブルーに包まれている、「青い池」。“まん延防止”解除後は、大型バスでのツアー客なども戻ってきているといいます。
鳥取県から来た観光客
「人と接触しないように、観光も避けて、こういう自然で人との距離あるところ選んで楽しんでます。」
北海道美瑛町商工観光課 高橋輝さん
「平日で、1日で車千台くらいお越しいただいていますので、夏休みですので、家族連れの方、今までこれなかったもお越しいただけるチャンスだと思うので、そういった方に来て欲しいです。」
夏休みの観光地にも大きな影響を与える新型コロナの感染状況。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp