二階派vs細田派 候補者巡り熾烈な争い 群馬1区(2021年7月17日)

 秋までに行われる衆議院選挙を前に自民党では、候補者の調整を巡り、派閥同士の熾烈(しれつ)な駆け引きが起きています。細田派と二階派で激しく争う群馬1区を取材しました。

 自民党・二階幹事長:「日本のリーダーを作り上げるんだと当然思っておられると思います。なお一段と気合を込めて、お力添えを頂きたい」

 群馬1区は、細田派の尾身朝子衆議院議員が現職で支部長を務めています。

 そこに前回、比例区で出馬した二階派の中曽根康隆氏が乗り込む構図です。

 自民党・林幹雄幹事長代理:「(公認決定における基準の)一つは現職優先の原理であります。中曽根康隆くんも、れっきとした現職なんです。そうでしょ?強い方が選挙区で戦ってもらうというのが道理なんです。そうでしょ?」

 小選挙区の現職ではない中曽根氏への肩入れに、党内からは「二階派優位に解釈して候補者調整を進めるのか」と反発も出てきています。

 ただ、二階派幹部は「前回は、小選挙区を尾身さんに譲ったわけだから」と話していて、一歩も引かない構えです。

 一方、細田派の尾身氏側も譲る考えはありません。

 先月、安倍前総理が応援に入り、「尾身氏が公認されないのはあり得ない」と二階派の動きを強く牽制(けんせい)しています。

 この選挙区ではこのほかに、日本共産党の店橋世津子氏、立憲民主党に公認申請中の斉藤敦子氏と宮崎岳志氏が立候補を表明しています。
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