九州で猛暑日・・・“マスクの夏”に大事な「暑熱順化」(2021年6月9日)

 9日は、九州で今年初の猛暑日も観測。マスクが手放せない2度目の夏を乗り切るために、今、大切な「暑熱順化」とは。

 最高気温35.6度となった福岡県久留米市。35度以上の「猛暑日」となったのは、今年になって全国で初めてです。

 大分県日田、そして佐賀でも最高気温35.1度と、初の「猛暑日」に。

 兵庫県尼崎市の高校では、長距離走をしていた生徒9人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

 119番通報があった9日午後1時ごろの尼崎周辺の気温は、31度を超えていました。

 東京都心の最高気温は、31.1度。2日連続の「真夏日」です。

 午後2時の渋谷です。太陽はギラギラと燃え、ビルとアスファルトの照り返しと相まって、汗ばむ陽気になっています。

 9日、体育祭だったという高校生。

 体育祭を終えた高校生:「ボディーシート持っています。それでスースーしています」「(Q.マスクしながら体育祭に参加した?)競技中は外しても大丈夫」

 マスクとともに過ごす2度目の夏。熱中症に詳しい谷口英喜医師は、改めて警鐘を鳴らします。

 済生会横浜市東部病院・谷口英喜医師:「マスクをしていると、喉の渇きに気付きにくいですね。さらにマスクをしていて外すのは、かなりハードルが高くなっているので、水分補給のタイミングが遅れてしまう」

 そして、今の時期にこそやっておくべきことがあると言います。

 済生会横浜市東部病院・谷口英喜医師:「暑熱順化もこの時期からやって頂きたい」

 暑熱順化とは、「体が暑さに慣れること」。

 済生会横浜市東部病院・谷口英喜医師:「暑さに体が慣れてくると、うまく体温が下げられる。熱中症の予防が自分でできる」

 谷口医師が勧める暑熱順化の方法は「涼しい時間を選んで、家の外に出る」「少し長めに入浴する」「座っている時間を少なくする」。

 このような行動で軽く汗をかくことで、暑熱順化につながるということです。
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