コロナ禍で水族館ピンチ「タマズンに会いに来て!」(2021年4月23日)

去年7月にオープンした水族館が新型コロナの影響で再び窮地に陥っています。

 珍しい古代魚や、熱帯魚・・・。だけでなく、アフリカや南米の動物など約230種類の生き物がいます。ここは、川崎市のショッピングモールの中にある水族館です。

 最先端のテクノロジーを引っ提げ、水族館がオープンしたのは去年7月のことです。当時、コロナ禍でアマゾンの村から魚が届かないなど、トラブルに見舞われました。

 あれから9カ月、またピンチが訪れています。

 カワスイ川崎水族館・有馬律雄館長:「感染者が増えるとともに反比例するような形で、(来館者が)徐々に減少していった」

 客数は想定の半分ほど。このままでは、維持費が捻出できない事態に・・・。

 カワスイ川崎水族館・有馬律雄館長:「維持費は(月に)大体数千万円かかる。水道光熱費、魚の水の循環もある。飼育の餌(えさ)代など。どんな状況にあってもかかる費用は同じなので、非常に厳しい」

 コロナはこんな弊害も。魚を自動で判別し、触ると解説文が現れるディスプレイ。接触感染を警戒するため使用を制限していました。

 本来のパフォーマンスを発揮しにくい状況が続きます。そこで・・・。

 カワスイ川崎水族館・有馬律雄館長:「わらにもすがる思いで、クラウドファンディングをさせて頂いた」

 水族館は集まった約270万円を維持費に充てるほか、今月、開業以来初めてのイベントを開催。

 カワスイ川崎水族館・有馬律雄館長:「多摩川で釣りあげられた黄金のナマズ“タマズン”。多くの方にタマズンに会いにきてほしい一方で、とても複雑な心境」

 コロナ禍で迎えるゴールデンウィーク。先の見通せない状況が続きます。
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