ワクチン接種の会場確保に・・・観光バスやホテルを活用(2021年4月16日)

高齢者向けのワクチン接種の会場に、観光バスやホテルを活用しようという動きが広がっています。そのワケとは。

 今週から始まった高齢者へのワクチン接種。本格化を目前に控え、各自治体が抱えている課題の一つは“接種会場の確保”です。

 そんななか、コロナ禍で苦境に立たされている事業者が、続々と接種会場に名乗りを上げています。大型観光バスを改装した「移動可能な接種会場」を複数の自治体に提案しているという「なの花交通バス」。

 改装を終えた“ワクチン接種バス”の中を見せてもらいました。座席を撤去することでできたスペースで問診票の記入や、ワクチン接種を行うことを想定。さらに、経過観察で待機する人専用のバスも用意されています。

 なの花交通バス取締役本部長・國嶋通孝さん:「フランスで路線バスを使って巡回でワクチンを接種するっていうニュースを見てですね。これ、ちょっと使えるんじゃないかと思ってこういう形で・・・」

 地元、佐倉市を含む6つの自治体が検討段階だということです。

 一方、「宴会場を接種会場に利用して下さい」と自治体に働き掛けたホテルもあります。約500平方メートルのバリアフリー、コロナ以前は最大300名ほどが多目的な利用をしてきた宴会場です。

 天井までの高さが7メートルもあり、空気が循環しやすいうえ、さらに・・・。

 ロイヤルパインズホテル浦和オペレーション部営業ディレクター・橋本淳さん:「空調が完備されていること。外気を取り入れてますので、1時間に3回くらい空気が入れ替わる状態に」

 すでに、さいたま市の集団接種会場の一つとして使用されることが決まっているといいます。

 各自治体は感染拡大抑止に向けた効率的なワクチン接種ができるかが問われています。
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