座間事件で死刑判決 その時白石被告は?(2020年12月15日)

神奈川県座間市で9人を殺害した罪などに問われた白石隆浩被告に死刑判決が言い渡されました。その瞬間の被告はどのような様子だったのでしょうか。東京地裁立川支部前から報告です。

 (社会部・稲垣耕介記者)
 白石被告は証言台の前に立ち、冒頭で主文が後回しになった際には、かすかにうなづきながら体の横に下げた手を小さく握り込む仕草を見せました。
 判決理由が読み上げられた1時間以上の間には、着席してほとんど姿勢を変えずに聞いていました。最後に再び立ち上がるよう促され、死刑を言い渡された時にも動かずに正面を見据えていて、裁判長から「聞こえましたか」と問われると、「はい、聞こえました」と答えました。裁判で最大の争点は「殺害の承諾の有無」でしたが、東京地裁立川支部は「いずれの被害者も殺害されることを承諾していなかった」と認めました。また「精神的に弱っている被害者を誘い出す手口は狡猾(こうかつ)で卑劣」「SNSの利用が当たり前となっている社会に大きな衝撃を与えた」としたうえで、「犯罪史上まれにみる悪質な犯行」だと指摘しました。
 遺族などに用意された傍聴席では、これまでで最も多くの人が判決を見守ったということでしたが、最後まで声や物音が聞こえることはありませんでした。
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