佐野らーめん“予備校” 修行始まり厳しい現実も(2020年12月7日)

栃木県が誇る佐野ラーメン、この職人を育てる「予備校」が本格稼働しました。一体、どんな授業が行われているのでしょうか。

 青竹にまたがり、ピョンピョン・・・。知らなければ、まさか麺を打っているとは思えない光景です。こうして出来上がるのが佐野ラーメン。このラーメンで2つの課題を克服しようというプログラムです。
 人口減少に悩む行政と、後継者不足を懸念する業界。両者がタッグを組み、栃木県佐野市への移住を条件にラーメン店の開業をバックアップしようというもの。6日は、初めて青竹を使った麺打ちの講習がありました。群馬県から移住してきた宮川岳大さん(40)。新型コロナウイルスの影響もあり辞めたという前の仕事は、全くの畑違い。
 もう1人は、愛知県からやってきた三宅辰平さん(21)。元高校球児だけあって体力には自信がある模様。しかし料理となると・・・。
 愛知から移住「元リース業」・三宅辰平さん:「ラーメンはほんとにカップラーメン・・・くらいしか作ったことなかったです」
 企画の担当者には励まされ、しかし同時に厳しい現実もレクチャーされています。
 移住&開業支援の担当者:「自分で一から百までやらなくちゃいけない。よほどキツい。それが修業なので」
 愛知から移住「元リース業」・三宅辰平さん:「揺れてますね」
 21歳の迷い。覚えるべきことも膨大です。
 師匠役は、佐野ラーメンの歴史を育んできた五箇大成さん(49)。指導の甲斐あってか三宅さん、自分で作ったラーメンを味見して表情が変わりました。
 愛知から移住「元リース業」・三宅辰平さん:「しっかりと野菜の味が出たような気がします」
 何か手応えをつかんだ様子です。コロナで打撃を受ける外食産業。そこに飛び込もうという2人には、しかし熱い思いがありました。
 群馬から移住「元自動車関連業」・宮川岳大さん:「どうしてもやめられないものって食事だと思うんですよね。
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