後任判事はどちらが選ぶ?米大統領選に新たな争点(2020年9月21日)

18日に「アメリカで最も尊敬される女性」として絶大な人気を誇った最高裁判事が死亡しました。彼女の死をきっかけに、11月に迫った大統領選で新たな争点が浮上しています。

 男女差別と闘う姿勢や生き方が若者から絶大な支持を集めていたルース・ギンズバーグ判事(87)。18日にがんによる合併症で亡くなった彼女の死がアメリカ大統領選挙の争点を作るきっかけとなっています。
 アメリカ司法の最高峰「連邦最高裁判所」の判事は9人。過半数の5人が「保守派」、ギンズバーグ判事ら4人が「リベラル派」という構成でした。ギンズバーグ判事の後任について、トランプ大統領は大統領選挙の前に保守派の判事を指名することで保守的な有権者の支持を得たい考えです。
 アメリカ社会が抱える問題で考え方が違う保守派とリベラル派。連邦最高裁には世論を二分するような難しい問題が持ち込まれるケースが多く、判決が社会に与える影響も大きいとされています。仮に保守派の判事が指名されれば、連邦最高裁の保守化が一層、鮮明になるとみられています。後任の判事は大統領が指名して議会の上院が承認しますが、民主党の大統領候補のバイデン元副大統領は大統領選挙の前に後任人事を決めることに反対しています。
 民主党の大統領候補・バイデン元副大統領:「大統領選で私が勝てば、大統領として私がギンズバーグ判事の後任を選びます」
 最高裁判事の人事が大統領選の争点に浮上するなか、トランプ大統領は今週中に新しい判事を指名する予定です。
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