「医療施設は1つだけ」減少傾向も“離島”で感染者(2020年9月1日)

東京都では1日、新たな新型コロナウイルス感染者は170人と、3日連続で200人を下回りました。こうしたなか、都は、無料でのPCR検査を検討していることがわかりました。関係者によりますと、都内にある約860カ所の高齢者施設や障害者施設で、すべての入所者と職員を対象に、唾液によるPCR検査を行う方向で検討しています。対象となるのは15万人規模で、検査に必要な約30億円は都が全額負担するということです。

全国の感染者数は午後8時半時点で629人と、この3日間は多かった時期に比べて半数以下となっています。また、入院治療などをしている実際の患者数も、過去最多となった先月10日以降は徐々に減っています。この傾向は、今後も続くのでしょうか。
順天堂大学大学院(感染制御科学)・堀賢教授:「人がどれくらい東京駅のまわりに集まっているかというデータを見ると、8月10日から全然増えていない。おそらくテレワークとか外出の自粛が影響していると思うが、この調子であれば、残りあと2週間に関しては増えてくる要因がないので、むしろこのまま穏やかに感染症は減っていくのではないかと思っています。全国的にだと思いますね。例えば日本の地図で、今日は何名出ましたというのを見ると、一例も出ていない都道府県が増えてきていますので、全国的に減ってきています」

感染者数が全国的に減少傾向となるなか、人口約7300人の東京・伊豆大島で初めて感染が確認されました。感染したのは、30代の夫婦と10歳未満の子ども2人の家族4人。全員軽症ですが、1日午後、ヘリコプターで都心の病院に搬送されました。さらに1人の感染も確認されました。今後の感染拡大が懸念されています。
大島町・三辻利弘町長:「『来たか』という感じですかね、びっくりですね。(不安の)一番が今後の感染拡大。これがなければいいと思う方が、まずはいっぱいですね。医療施設が1カ所しかないですからね。いわゆる感染病床があるわけでもないですし」
都の関係者によりますと、両親の職場や子どもが通う学校などの関係者、約400人にPCR検査を行うということです。
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